詩33 哀しみの真実

世界の悲しみ 私の哀しみ
そうじゃなくって ほんとは単純
貴方の哀しみ 世界を濁す
悲しんでいるのは あなただけかも


大きな世界に 取り残されて
小さな世界に 癒しを求める
私なんか… 理解されない
ほんとはそう 思い込んでるだけ


自分を解き放ち 解放したら
きっと笑える 世界の終わり
小さな世界に さよならすれば
きっと明るい 未来が描ける


感情なんて そんなものよ

詩32 ホットケーキもサンドまで

仏の顔も三度まで 本当にそう思ってる?
そんなわけないでしょう 百回も二百回も待ってる
あなたが自分で気づくまで


日本人の守護霊なんて 仏気(ホットケーキ)みたいなもの
あなたにさえも 気づかれないでやる
天使なんて古い商いと 一緒にしないで
悪魔よりも賢く満たす 陰ながらのサポート


ホットケーキもサンドまで 甘い甘いお菓子の誘惑
挟(はさ)みこまれて幸せでしょう? ふわふわクリームのあなたサン
でも自分の意志で 生きたいのなら
私たちを 食べちゃいなさい


あなたなんかに 食べられても
私たちは 痛くもかゆくもない
ただ共に 生きるだけ
私の器(うつわ) あなたの身体

詩 あくまでささやき

あくまでも仮定 仮定の話
もしあなたが悪魔に取りつかれたら 何をする?
したいことが あるのかな?
私は悪魔 あなたの願いを行う 所業(しょぎょう)の鬼畜(きちく)


天使だって 大切だけど
人間タチには 悪魔も必要
だって欲望 すごいんだもの
私だって 助けちゃう


あなたに何か してとは言えない
貴方の意志を 確かめるから
私だって 好き勝手出来ない
やるのはあなた 見るのは私


ささやきは ほんの一瞬
出来上がるのは ほんの一瞬
そこで悪に 落ちたなら
貴方の負けね 私の勝利


ほんとは心なんて どうでもいいのよ
さぁ私と 闇に落ちましょう?



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良い子はゲームで学んで、実際にはマネしないようにしましょう(苦笑)

詩30 純情なる闇

闇とは隠れたもの 悪じゃない
光にさえぎられた 影じゃない
明るみに出さば 光となる
光も隠れれば 闇となる


闇の利点 個性の鍛錬(たんれん)
誰にも邪魔されずに 磨いていける
闇の欠点 賞賛(しょうさん)怖がる
誰かの一言が その人を傷つける


影は光と共に あるものだけれど
闇は光がなくとも 生きて行ける
宇宙の闇は 孤独の世界
そういう者たち ごまんといるから


自分だけの闇 磨いて晒(さら)せ
晒せないなら 一人で磨け
光と共に ありたいのなら
消えないように しっかり生きろ

詩29 負けるな意識

罪の意識は 愚かな戯言
責任足らずの 行政権
やりたくないこと やることの
何が正義だ 悪が泣くゾ


自分に負けるな 意思を刈りだせ
隠したいなら 苦しまずにやれ
楽しむならば 堂々としてろ
ことばは借り物 心が本物


誰もわかって くれないなんて
そんな貧相なこと いってんじゃねぇ
宇宙にならば みんな見てる
ぶち壊される前に 殻から出てこい


気持ちだけなら 元気出せよ
心までは わかっちゃいないよ
そんな思い 抱えたならば
一期一会の 今を楽しめ


気づいたときには 遅かった
そんなわけない 今が旬だよ




詩28 背徳の想い

私の罪悪感 どこにあるの?
わからない わかりたくない
それは事実 ただの妄想?
抱えているだけ 丈夫な証拠


悪事を働く 意志はないの
ただ楽(らく)さに 抵抗したいだけ
花嫁修業 卒業したら?
違うのそれは 幸福なる謙虚


背徳感を 抱えて一人
工夫を凝らして 楽しむの
苦しいだけの 人生なんて
まっぴらごめん なんだから


私の気持ち 誰もわからない
だからこその 罪悪感
この気持ちが いえたなら
そこから始まる 新たなる宇宙

過去詩 It's only (それだけ)

1.
自分は何を探しているの
希望の数だけ増えていく
あれもやりたい これもやりたい
なにもできない 何か足りない


ひたすらに何を望んでも その意志に勢いはない
弾けだす才能を見つけろ 今そこで決めたその思い


それだけが一番だと いえるのか
それだけが一番だと いえるのか



2.
形(かたち)だけの愛を身にまとい 歩いている人の愚(おろ)かさよ
それとなくいい人を装(よそお)い 成り行きの何が恋心?


がむしゃらにつかもうとしても 逃げてゆく余裕なる愛(あい)
弾けだす才能を見つけろ 今そこで決めたその思い


それだけが一番だと いえるのか
その人だけ愛せると いえるのか


3.
傷だらけで道に倒れてる 欲張りの顔にシミを塗られ
当て所なくさまよう希望たち ゆらり揺られ崩れ落ちてく


ひらすらになんでもやっても 逃げてゆく余裕なるI(アイ)
弾けだす才能を見つけろ 意識だけにとらわれるでない


それだけが一番だと いえるのか
それだけが一番だと いえるのか …Ah
それだけが一番だと いえるのか





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「あれもこれも」と多くを望んでしまう人に、一つだけ大事なものを選ばせるための歌です。
歌詞も思い出せない部分があるので、当時は本当にこうだったかはわかりません。
ゆらり揺られ崩れ落ちてく」の部分は、草案メモに「お前らはただのう上部(うわべ)なのか?」という殴り書きがありました。
おそらくですが、その時いろいろやってた自分のサークル活動や、恋心の中で、
うわべじゃない(憧れを含む)恋と、そうでない(自分が大切にできる)愛とを、うまく区別付けようと、必死だったのかもしれません。


大学では教育、コンピューター、英語、旅、音楽といろいろなものに手を出しましたが、
結局、音楽(アコギ)だけが残りました。
今は、音楽も自分で創るのは終わり、教育もある程度は「もういいかな」と思ってきています。
その後、プログラミングもある程度は終わり、英語(という論理思考…というより理系的思考の学びだったのかも)も終わりを告げました。
後残ってるのは、ゲーム、絵、スピリチュアル、自然、宇宙と……あと何でしょうね…。
私が本当に向いている「弾けだす才能」の部分は、自分でもまだわかっていないので、
もうしばらく人生を生きて考えていこうと思います。

過去詩 消えない過去は無い 〜摩魂歌(まこんか)〜

1.
よごれて開き直っても

それはただの綺麗ゴト

そんな痛く傷ついたら

重い荷物しょってんでしょ?


帰り道歩き忘れて

ほったらかしのこのレールを

誰のためでもない 『オマエ』が

ちゃんと始末つけるっきゃ無ぃ



粋(いき)な想いを魅(み)せてみろ

それは儚(はかな)くも 小さな正義

要(い)らん過去など斬り捨てて

思い通りに生きたらイィ

消えない過去は無い


2.

鳴り響く 雷雲(らいうん)の雨

自然の中 突き抜けろ

ありったけの このEnergy

オノレが成長の糧としろ


生き甲斐(いきがい)があるだけ 人生

その心 溢(あふ)れるオーラ

死ぬ前に 悔やまぬよぅに

思いっきり 吐き出してやれ



粋(いき)な魂(たましい)を磨けよ

それは無邪気で 大らかな精神

要らん今日などぶっ飛ばし

明日に向かって 精進しろ


明けない明日は無い



3.
イキな想いを魅せてみろ

それはハカナクも 小さな精神

要らん過去など斬り捨てて

想うがままに生きたらいぃ


散らない自分を磨けよ

何言われても そっぽ向く気分で

俺はこんな異端者(いたんしゃ)なんだと

皆に言い張って進めばいぃ


消えない過去は無い

明けない明日は無い

届かぬ自分は 無ぃ





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これもアコギ曲。どっちかというと、幻想的ですね。

当時、B'zが好きだったので、メロディの雰囲気がそれに影響された曲だったような気がします。

ところどころ表記や表現が揺れているところがあるので、あまり定まっていない感じも。

「解釈は人それぞれでいい」感じの曲です。