詩29 負けるな意識

罪の意識は 愚かな戯言
責任足らずの 行政権
やりたくないこと やることの
何が正義だ 悪が泣くゾ


自分に負けるな 意思を刈りだせ
隠したいなら 苦しまずにやれ
楽しむならば 堂々としてろ
ことばは借り物 心が本物


誰もわかって くれないなんて
そんな貧相なこと いってんじゃねぇ
宇宙にならば みんな見てる
ぶち壊される前に 殻から出てこい


気持ちだけなら 元気出せよ
心までは わかっちゃいないよ
そんな思い 抱えたならば
一期一会の 今を楽しめ


気づいたときには 遅かった
そんなわけない 今が旬だよ




詩28 背徳の想い

私の罪悪感 どこにあるの?
わからない わかりたくない
それは事実 ただの妄想?
抱えているだけ 丈夫な証拠


悪事を働く 意志はないの
ただ楽(らく)さに 抵抗したいだけ
花嫁修業 卒業したら?
違うのそれは 幸福なる謙虚


背徳感を 抱えて一人
工夫を凝らして 楽しむの
苦しいだけの 人生なんて
まっぴらごめん なんだから


私の気持ち 誰もわからない
だからこその 罪悪感
この気持ちが いえたなら
そこから始まる 新たなる宇宙