過去詩 理創(りそう)

カーライラ ムズラーライラ ムズナ イ ソナ


1.
どうして君の理想は ココには無いの?
私と同じ世界を 生きているのに

Lu…

君の落し物     どこかにたたずむ

私はそれを見つけ  紡(つむ)ぎ合いたい

          
歌唄う  ココは  海の中
想い出の ココは  土の中
交える心を大切に
今日もトキハナガル


カーライラ ムズラーライラ ムズナ イ ソナ


2.
君はその理想を   どこに求めるの?
生きてるこの現実に 合わせられるの??

Lu…

君は厳しさを知り   痛みに耐える
私はそれを解り    抱きしめてたい

          
カラマワル      ココは 水の中
迷い戸惑(とまど)う ココは 霧の中
孤高(ここう)の痛みを耐え抜いて
君よ歩き出して

Lu…


3.
君のその理想は    素晴らしいものだ
私は れを磨き    解き放ちたい


この浮かぶ「リソウ」を創ろう
果てしなき世界見つめながら
限りなく交わりを紡ぎ
生きてくものたちよ

          
希望を抱きて 空の上
時に挫ける想い 雲の下
圧(お)しても 退(ひ)いても 生きてゆく
変わらぬ このトキを
代わらぬ このトキを

今日もトキハナガル


カーライラ ムズラーライラ ムズナ イ ソナ





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これもアコギ曲です。
理想ではなく、「理(ことわり)を創(つく)る」意味での造語なので、
誰かの理想がうまく行かなかったとき、それを別の世界で実現する、どこかに創造された世界の話をしているような気がします。
カーライラ(当時の気持ちはカーラィナ、だったけど、本来の意味ではライラのほうが近い)から続く造語は、自分でも意味わかっていません。
作った自分もよくわからずに歌ってた、誰かのための曲です。

過去詩 ACT(アクト) 〜自分を出せ〜

過去詩 ACT(アクト) 〜自分を出せ〜 作詞:メルサイア



最近の街(まち)は意外と 行儀(ぎょうぎ)良くなったものです ねぇ
綺麗な花(はな)をみな「きれい」と 言うのがそんなにいいのかぃ


胸の奥底(おくそこ)でうずいてる このモヤモヤ感は何?
それを直(なお)し圧(お)し殺して 心を狭(せば)めて ゆくのか?!


直さることを忘れてでも 人には出したいものがある
恥じらいを忘れ生きてゆく そんな心義(こころぎ)があってもいい



そんなやつは異端(いたん)と 出る杭(くい)は打たれる世間だけど
思いを凝(こ)らして飛ばした そいつの気持ちはどうなるの?


場違(ばちが)いだとは気づかずに 己を信じて突き進むのか
戦うことを忘れて 皆に合わせてていいのか?!


合わさるることを捨ててでも 人には譲(ゆず)れぬものがある
眠った力を見せてみろ お前の心は目覚めてる



場違いを怖がらずに 君の音(ね)を飛ばそう
皆のことを考えるって 本当はそゆことじゃないの?



直さることを忘れてでも 人には出したいものがある
恥じらい忘れ生きてゆく そんな心技(こころぎ)があってもいい


合わさるることを捨ててでも 皆に響(ひび)くものあるだろう
お前の灯(とも)したその思い 俺はしっかりと受け止める




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大学時代の頃、アコギサークルで自分で歌う曲を作ってた頃の歌曲なので、ノーカウントで。
今聞いても何ら変わらないですが、何も見ないで全部一文字も違わず打てるということは、
それだけ思い入れの深い曲なのかもしれないですね。


この頃はまだ異端者はすごくマイノリティーな時代だったので、
こんな曲歌っても共感するには自分ひとりだけだったのですが、
自分だけはこの曲を信じてやろうと、ライブがあるたびに結構な頻度で歌ってました。
確か、ティーンズミュージックフェスティバル(でしたっけ?)とか言うのにも、出場して歌いましたよ。
予選落ちでしたが。


自分で作ったときの曲の構成が(前奏)| Bm B7? G→A B | Bm B7? Em→B Bm |と続くマイナーなコードだったので、
ちょっと手を焼くコードで、曲は微妙だと言われて色々悔しい思いをした経験が思い起こされます。他の人が作るとどうなるのかな。
親友にも「メロディのリズムがおかしい」とか、色々直されそうになりましたが、
その頃の私はあまり丸くなかったので、反抗してしまいました。
今思うと、自分のために作った曲なのかもしれません。
「それでいい」といってくれた人はいなかったけど、「いい曲」と認めたのは家族くらいだったかな。
それだけ、魂の込もった曲です。

詩27 ありがとうの恩返し

たくさんの言葉を ありがとう
大きな恵みを ありがとう
でも私は そこにはいかない
離れた愛に 感謝してるから


私の愛は あなたと別物
あなたにだって わからない
だからそれに 気づかれるまでは
私の愛を 貫いてみせる


ありがとうの 恩返しをしたい
かつてないほど 真心こめて
揺れだした想い 奇跡に変えて
貴方にそそぐ 勇気のしるし

詩26 ビジーとの別れ

頭いっぱい 詰め込んで
心亡くした Busy-nessマン
誰かに心を 取られても
せっせと生きる ビジネスモデル


でも本当は 大丈夫
いつか心が 晴れたなら
お金と一緒に その心
あの人たちに 返してもらえる


一度きりの 人生ほわわ
たまには従者も いいじゃないの
主に預けた その心
磨かれるまで 取っておくさ


ジー予備時ー 非常事態
ブラックアウトに シャットダウン
そんな余裕は いらないよ
PCよりも 賢い人間


やんで病んで 已んで闇終えたら
どこか美味しい人と 傷をなめ合いましょう
誰かのやさしさ 受け取ったなら
遥かに上回る 心の勇者

詩25 デザインの簡明(太陽視点)

私の中には イメージがあります
貴方を映す 理想のイメージが
それは貴方の 個性そのもの
貴方の知らない あなたの心


人の数だけ 見方があるんです
私にとって あなたは曇り空
どんな天気も レインボー
雨さえ降れば あなただけの虹


期待なんて されなくていいんです
こたえたくないのなら しなくていいですよ
だけど大好きな 人のためなら
出来れば自分から 歩み寄りたいでしょう?


太陽さんは 言っています
「内なる太陽 思い出して」と
誰もが心に ある宇宙
それを形に するだけですよ


私はいいもの 作れないけど
当たり前を 全うするだけ

詩24 デザインの葛藤(月視点)

君にとって デザインとはなんだ
それは他者から 楽しみを生み出すことではないのか
「人の期待に応える」? ばかげている
それは期待ではない 叡智(えいち)にすがる「ハイエナの群れ」だ


君は言っただろう 「デザインは人のニーズに応えるものだ」と
君はいい子だから そんな勘違いをしたのかもしれない
だけどそれはじゃまだ 不可思議だ
他人のニーズなど わかるわけがない
それは君の高慢(こうまん)だ


月は言っている 「総てを受け入れる」と
だが私はタダでは転ばない 色を付ける
誰が「言われた 通り」にやれと?
自分のことくらい 自分で思いつけ


私にとって デザインは趣味だ
怪獣(かいじゅう)化など 許さない
かいつまんで 説明すれば
きっと君も わかってくれるだろうよ


説明はしないがね

詩23 わいせつな想いの糧

遥かなる月 教えてくれる
歪曲(わんきょく)表現 意味があるのだと
誰かがきれいに しないといけない
同じ言葉に 違う意味を持たせる


卑猥(ひわい)は非歪(ヒワイ)に
醜態(しゅうたい)は衆戴(シュウタイ)に
汚い(きたな)を気他無い(キタナイ)に
汚れ(よごれ)を落とす 意味がある


つきがすべてをうけもって 浄化する時代はもう終わり
内緒(ないしょ)話に気付いたら 今度は内省(ないせい)する時間


醜さを美しさに 変えるには
私たちの捉え方 変えていくしかないだろうよ




詩22 出会いと別れ

黄昏る想いは 過去ではない
本音のところは 未来に在る
誰もが宇宙(コスモ) 抱えながら
終着点を 目指して生きる

貴方と私 元々は同じだった
今更ながら 他人同士
でも未来では どこかで出会う
再開を 心待ちにして


別れ際は 笑っているよ
なぜならまた 会えるからね
悲しんだ顔 見せてしまえば
未練があると 思ってしまうから


いつまで続くの この幻日(げんじつ)
だけどいつかは わかるはず
これまでしてきた すべてのことは
だいじななにか きづくため


無残(むざん)を通り越した 意味を知るために